リンの除去と資源回収

 リン酸は富栄養化の原因物質であることから、ダム水および湖沼水などの水源ならびに下水放流水において出来る限り低減すべき物質であります。リン酸を凝集処理で処理する場合には、低いpH域で除去性能が高まることから、PSIの適用は有利となります。その一方で、リン酸は肥料の三大要素の1つでもあることから、水質浄化後に資源として有効利用することも重要となります。リン酸をPSIで凝集処理して、発生したスラッジを農業資材として活用する研究も行われており、PSIを適用することで、水質浄化だけでなくリン酸資源の確保も同時に達成することが期待されています。

図1 下水放流水中のT-Pの除去性(PSI-025)
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